つがる市木造の歯科医院 /
あなたの「いびき」大丈夫ですか?
いびきは気道内の呼吸で振動する部位から発生します。
日本人は欧米人と比べ顎が小さく、下顎が後退することなどから“睡眠呼吸障害”を持つ人が増えてきています。
そのなかでも睡眠中の不規則ないびきや呼吸が止まる『睡眠時無呼吸症候群』が注目を浴びています。
睡眠中に呼吸が止まったり、日中の眠気や倦怠感を伴ったりする病気(イビキのひどい状態)のことを閉塞性睡眠時無呼吸症候群(Obstructive Sleep Apnea Syndrome:OSAS)といいます。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群の割合
日本の人口に占める閉塞性睡眠時無呼吸症候群の割合は、男性で15%、女性で7%と言われており、その80~90%は未診断、との報告もあります。
睡眠中のため自分で気づかないパターンも含めると相当数いることが推測されます。
睡眠時無呼吸症候群のリスク
閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、「肥満、糖尿病、高血圧症、うっ血性心不全、脳血管障害、アルコール依存症」などを合併する割合が高く、健康な人と比べ、心血管系の合併症の発生リスクは、脳血管障害のリスクが増加すると報告されています。
また、生活習慣病(メタボリックシンドロームなど)の発生頻度も増加するとの報告もあります。いびきでお悩みがある方は、ご自身が睡眠時無呼吸症候群かどうかを、まずは診断してもらうことが大切です。
お気軽にご相談ください
ひらた歯科では、睡眠歯科として無呼吸症候群の方向けの治療を行っております。
治療方法としてCPAP療法やマウスピース療法などがありますが、当院ではマウスピース療法を専門に行っており、日本睡眠歯科学会会員である院長が治療させていただきます。
快適性を向上させたマウスピース療法を取り扱っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群とは
ぐっすり熟睡できていないことによる「日中の眠気」「起床時の頭痛」などが症状として挙げられます。睡眠中の大きな特徴として「いびき」「激しい体動」などが見られます。
また、睡眠時無呼吸症候群は高血圧や不整脈、脳卒中などに関連性があると言われており、過労死や突然死に繋がる可能性もあります。
しかし、睡眠時無呼吸症候群を治療することで、高血圧や不整脈などが改善した例も報告されています。
睡眠時無呼吸症候群の主な原因
※日本における睡眠時無呼吸症候群の潜在患者は1000万人〜1200万人前後とも言われています。
睡眠時無呼吸症候群の症状
- 疲労の回復しない睡眠
- 頻回の中途覚醒
- 夜間の流涎
- 夜間の頻尿
- 性機能低下(ED)
- 起床時の口腔乾燥感
- 精神症状、性格変化
(うつ、気力減退など)
- 「いびき」を指摘されたことはある
- 睡眠中のいびきの異常を指摘されたことがある
- 日中とても眠くなることが多い
- 起床時に頭痛がある
上記に当てはまる項目があれば、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみたほうがいいかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群の治療
当院では睡眠時無呼吸症候群に対する歯科的治療として、以下のオーラルアプライアンス治療をご提供しております。
オーラルアプライアンスとは?
オーラルアプライアンス(スリープスプリントとも呼ばれる)とは、下顎が前に出るように設計された装置(マウスピース)で、それを装着して寝ることにより気道を確保して空気の供給が円滑に行われるように改善させる口腔内装置となります。
ソムノデントMAS(上下分離型口腔内治療装置)
ソムノメッド社の上下顎分離型のOA(オーラルアプライアンス)で、装着時の顎位の動きを抑制しながらも、自由に口を開けることができるように設計されています。当院はソムノデントMAS導入クリニックとなります。
OA(オーラルアプライアンス)導入の流れ
- 問診・検査
- はじめにむし歯や歯周病などの基本的な検査やレントゲン撮影を行います。
検査の結果これらの症状が見受けられる場合は、そちらの治療を先に行います。 - 型どり
- 検査結果で問題が無ければ歯の型どりをします。
- 設計
- 顎部のレントゲンをもとに、OA(オーラルアプライアンス)を設計作製します。
- 完成
- お渡ししたその日からOA(オーラルアプライアンス)をご使用頂けます。
お悩みの皆さまへ
当院では、“いびき”や“睡眠時無呼吸症候群”でお悩みの皆さまへ、快適で効果の高いOA治療をご提供します。
〜快適な睡眠の実現から健康を〜
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